BeautifulDietパーソナルトレーナーの宇野です！
お酒を飲みすぎた翌日は顔がむくんでパンパンに、仕事で夕方なると足がむくんでくる、、、
私たちを悩ませる浮腫みの症状。
原因や解決法がわからずに悩んでいる方が、会員の皆様にもたくさんいらっしゃいます。
そこで今回は、体が浮腫み原因と正しい解消法をお伝えします。
浮腫みの原因は？
人の体の60％以上は水分で、そのうち約40％は細胞内に、約20％は細胞外にあります。このうち、細胞外にある水分が浮腫みに関わってきます。
細胞外で毛細血管から細胞の間に流れ出る水分が多くなったり、毛細血管やリンパ管へ吸収される水分が減ることによって起こります。
では、どんな時にそれが起こるのかというと、多くは血液の循環が悪くなったときです。とくに脚は心臓より下にあるので重力の影響で血液が心臓に戻りにくく、ふくらはぎの筋ポンプ作用の働きによって血液を心臓に戻しています。しかし、立ったり、座りっぱなしでいると、ふくらはぎの筋ポンプが働かず足の血液の循環が悪くなります。
また、食べ物では、体には塩分濃度を一定に保とうとする働きがあるので、塩分を摂り過ぎるとそれを薄めるために水分を溜め込みやすくなり、浮腫みの原因になります。
アルコールと浮腫みの関係は？
お酒を飲んだ翌日の浮腫みがひどくて、お酒は控えますという方が多いのですが、これは間違いです。実はアルコールのせいでむくむということはありません。アルコールには血管の拡張作用や利尿作用があるので、むしろ体内の水分は減ります。
原因は、お酒と一緒に塩分の多い食事を摂っていることです。塩分には水を溜め込む性質があるので、食事で塩分を摂りすぎると浮腫みやすくなります。
お酒を我慢しても塩分の多い食事を摂り過ぎれば、浮腫みやすいので注意しましょう。
浮腫みの効果的な解消法
身体を温めて、血流を良くする
体が冷えると、毛細血管の血液循環が悪くなり、浮腫みやすくなります。靴下を履く、手袋をする、カイロを使うなどして、手足が冷えないようにしましょう。
入浴もシャワーですませるのではなく、湯船につかると身体が温まり、血流が良くなり、浮腫み解消に効果的です。
食事でカリウムを摂る
カリウムは、腎臓でナトリウムが再吸収されるのを抑制し、尿中への排せつを促進するため、浮腫みを防いでくれます。
食品では、ほうれん草や小松菜、アボカド、きゅうり、アスパラ、バナナなどにカリウムが豊富に含まれています。市販の野菜ジュースにも多く含まれるので、食後に1本飲むのもおすすめです。ただし、腎臓が悪い方はカリウムを摂り過ぎると不整脈を起こすことがあるので注意が必要です。
普段の生活で、味の濃ゆい食べ物をできるだけ控えて、レモンや酢などの酸味、ハーブや香辛料使うようにして塩分を抑えましょう。
適度な運動を行う
お話したようにむくみの主な原因は、水分量ではなく血液循環の不良。それを取り除かなければ、むくみは改善しません。では、一番効果的な方法は何か？
それは、運動することです。
ジョギングやバイクなどの有酸素トレーニングもいいですが、マシンやウエイトを使った筋トレを行うと筋肉中や身体中の血流がアップし、浮腫み解消になります。
週2〜3回ほどのトレーニングで浮腫みにくい引き締まった身体を作れます。
ぜひ、参考にしてみてください。最後までご覧いただきありがとうございました(^^)
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