福岡市博多区パーソナルトレーニングジムBeautifulDiet
パーソナルトレーナーの宇野です！

今日のテーマは世界で最も人気のある嗜好飲料であるコーヒー。
私も香ばしい香りと優れた味を楽しみながら、リラックスしながら毎日飲んでいます☺みなさんはコーヒーをなんのために飲みますか？
仕事の合間で目を覚ますために飲んだり、カフェでちょっと落ち着くために飲んだりする人が多いと思います。一般的に、ブラックコーヒーを飲むことでリラックス効果や眠気覚ましの他に、ダイエットや健康促進に効果があると言われてきました。そこで今回の記事では、コーヒーの成分と飲むメリットについて解説し、効果的な飲み方についてまとめてみたいと思います。

コーヒーの成分と働きについて

★脂肪を分解、燃焼させるカフェイン

皆さんが知っているカフェインの効果と言えば、夜飲むと眠れなくなることが有名かと思います。実はこのカフェインには、脂肪を分解させて、燃焼させるというダイエット効果があるのです。

ダイエットをするには、運動で脂肪を燃焼させる必要があります。しかし、脂肪はそのままでは燃焼することができません。「脂肪酸」と「グリセリン」に分解されてからはじめて脂肪は燃焼されます。この分解を促すのが、消化酵素である「リパーゼ」です。カフェインにはこの「リパーゼ」の働きを活性化させ、食事で摂取した脂肪や、体内に蓄積されている脂肪の分解を促進させて、効率よく燃焼させる働きがあります。

★血糖値の上昇を抑制させるクロロゲン酸

コーヒーの特徴である褐色、苦味は、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸がもとになっています。このクロロゲン酸はカフェインと同様に、食事で摂取した脂肪や、体内に蓄積されている脂肪の分解を促進させて、効率よく燃焼させる働きがあります。

またクロロゲン酸には血糖値の上昇を抑える働きがあり、インスリンの分泌を抑えることができます。なので血糖値が高くなりやすい食後にコーヒーを飲むことで血糖値の上昇を抑え、糖が脂肪に変わるのを抑制します。血糖値が気になる人にはクロロゲン酸は効果的で、糖尿病の予防効果にもなります。しかし、コーヒーに砂糖を入れ過ぎれば、その分の糖分を摂ってしまうので、ブラックコーヒーを飲むことをおすすめします。

★代謝アップ効果で痩せ体質が作れる

カフェインの効果としてもう1つ期待されているものが、血行促進効果です。
血流が良くなると、体の隅々まで血液が行き届くようになり体温が上がります。人は体温が1度上昇することで基礎代謝が12％アップすると言われています。
基礎代謝とは人が体温維持や呼吸など生命を維持するために必要なエネルギーのことを言います。基礎代謝がアップすることでカロリーを自然と消費しやすく、痩せやすい体になります。

飲みすぎると逆効果？

★自律神経の乱れ

コーヒーを飲み過ぎると、心拍数を上げ、血圧を上昇させてしまうので、体は常に興奮状態となります。これはカフェインの覚醒作用が交感神経に働くために起こると言われています。コーヒーで眠れなくなるのはこのためです。
体の興奮状態が続くと、自律神経のバランスが崩れ、体がだるさを感じたり、気分が落ち込んだりなど身体的、精神的な悪影響が生じることもあります。これは睡眠に悪影響を及ぼし、睡眠の質の低下にも繋がります。就寝の２時間前からは飲まないようにしましょう。

★ミネラルの吸収を阻害する

カフェインには、ミネラルの吸収を阻害する働きもあります。それゆえ、人の体に必要不可欠なミネラルである「鉄分」や「亜鉛」、「カルシウム」などの吸収も阻害されてしまいます。ミネラルには骨や歯を形成したり、神経の伝達に関わったり、細胞の働きをスムーズにするなど、私たちの身体の臓器や組織を円滑にする働きがあります。そのためカフェインの過剰摂取は、貧血や骨粗しょう症を引き起こす可能性があります。また、利尿作用もカフェインにはあり、排尿時にカルシウムも排出されるので、コーヒーの飲みすぎには注意が必要です。

コーヒーの効率的な飲み方

 

★コーヒーを飲むタイミング

コーヒーを飲むおすすめのタイミングは、食後、運動前、入浴前です。食後は血糖値が上がりやすいので、コーヒーを飲むことによって、コーヒーに含まれるクロロゲン酸が血糖値の上昇を抑えてくれます。また、カフェインとクロロゲン酸は食事によって体に入ってくる脂肪を燃焼させる効果があるので、食事をした後に体が消化をし始めるタイミングに飲むのがベストです。

次に運動前、入浴前もコーヒーを飲むおすすめのタイミングになります。運動前と入浴前の体温が上がる前にコーヒーを飲むことで、体の中が脂肪を燃やすモードに入ります。このモードに入ったまま運動や入浴で体温が上がると、血流が良くなり、効果的に脂肪を分解、燃焼させることができます。運動、入浴の30分前に飲むのがベストになります。　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

★1日にどのくらいが適量か？

健康な大人の場合、適正なカフェインの摂取量を一日当たり400mg（コーヒー3～5杯分）としています。(2015 アメリカ保健福祉省、農務省レポートより)

一般的なコーヒーカップ1杯に入る量は150mLなので、一日に飲んでいいのは5杯までということになります。適量を超えないようにしつつ、コーヒータイムを楽しんでくださいね😊

まとめ

1．カフェインとクロロゲン酸が脂肪を分解、燃焼させるる

2．クロロゲン酸は血糖値の上昇を抑制させる

3．コーヒーの過剰摂取は人体に悪影響がある

4．コーヒーは食後、運動前、入浴前に飲むべし

5.コーヒーは1日に3〜5杯が目安

 

 

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